エキスパート紹介

エキスパートが語る「私のイチオシ」第一回

当社ではエキスパート制度を設けており、業界・業種、アーキテクチャーなどそれぞれの得意分野に特化をして、より多くのお客様に新しい価値を創造し、ご提供できるよう取り組んでおります。

第1回目は、わが社のエキスパート達をご紹介いたします。

Profile1 関 由美(Yoshiharu Seki)

関 由美(Yoshiharu Seki)

  • サプライヤーエキスパート

業務用アプリケーション開発に16年関わり、特に製造業での生産管理システム導入経験が私の基礎になっています。 自動車サプライヤー様向けにIoTやAIなど、最新のICTを生産現場で活用することを推進しています。

私の「イチオシ」
『生産現場でのデータ活用による、Smart Factory』

IoTを活用することにより、今まで収集が困難だったデータをリアルタイムに収集することが可能になり、生産現場で発生している課題を可視化することが可能になりました。(MESによるデータ収集&可視化・蓄積) また、蓄積したデータより、不良発生原因や機器故障原因をデータ分析することにより、発生を予測し予防することを可能にしております。(データによる分析と予測) さらにデータ分析結果をAIに学習させることにより製造ラインの自動制御を目指します。(データによる制御) これらを実現することにより人手では困難だった工場全体の最適化を可能にします。(Smart Factory) 結果、競合他社より早く新製品を市場に投入し、顧客の要求に対し柔軟に対応することが可能になります。

生産現場における課題
  • 人材不足による過剰労働
  • 計画外停止と不良品による生産低下
  • 品質管理/トレサビリティ
  • 従業員の健康・安全管理の向上

Profile2 石井 一弘(Kazuhiro Ishii)

石井 一弘(Kazuhiro Ishii)

  • マネージドサービスエキスパート

約20年、お客様担当エンジニアとして、設計・構築・運用とITインフラの全てのフェーズに深くかかわってきました。また、ここ10年ほどは、データセンターの運用業務や、データセンター移設作業の企画からプロジェクトマネージメントと、数多くのプロジェクトに携わっており、オンプレミスやクラウドなど、環境問わず、最も安心してITインフラを任せていただける企画から運用までトータルコーディネートができると自負しております。

私の「イチオシ」
業務を効率化する『TCSマネージドサービス』

「運用のアウトソーシングによる、業務効率化」とは、運用工数が多いがそこまで運用の人員を割けない。実態は運用に多くの工数を取ってしまい新しいテクノロジーや企画業務に対応ができない。そんな運用業務の課題を解決するのがTCSマネージドサービスです。 TCSマネージドサービスは、「ITを駆使して、"し続ける。"」をコンセプトに、「不満・不便・不足の解決」と「新しい価値の創造」を永続的にご提供することで、「コア業務への集中」、「更なる業務効率化」、「生産性の向上」をお約束するアウトソーシングサービスです。 TCSマネージドサービスで、お客様の持続的成長のご支援をさせて頂けるよう日々活動をしております。

運用業務における課題
  • サーバ運用業務
    • 障害検知などの監視
    • 障害対応
    • 管理者の負担増
  • PCのライフサイクルマネジメント
    • Windows10更新
    • セキュリティパッチの適用

Profile3 清水 謙一(Kenichi Shimizu)

清水 謙一(Kenichi Shimizu)

  • ITインフラ最適化エキスパート

基幹システムのインフラ基盤最適化に、入社して以来約25年携わっています。特にPower Systems IBMi(AS/400)との付き合いは長く、共に経営課題に挑んできました。基幹システムのパフォーマンスを向上させることは企業経営のスピードを向上させることだと思っています。これからも30周年を迎えたPower Systems IBMi(AS/400)と共に日本企業の経営を加速させていきたいと考えています。

私の「イチオシ」
ITインフラの最適化『Power Systems IBM i(AS/400)』

ITインフラの最適化にIBMのPower Systems IBM i(AS/400)を採用している企業は多い。しかしながら、歴史が長いインフラであるが故の悩みも多い。

「技術者の高年齢化である。」 クラウドやオープン化が主流な中、お客様やコミュニティでの声から、Power Systems IBM i(AS/400)の一般的な課題は以下と読める。

  • IBM i(AS/400)の技術者が少ない
  • 自社で管理者や開発者を確保している。
  • RPG/COBOLで構築している。
  • 過半数を超えるシステムがIBM i上で稼働している。
  • オープンな構成について周知できていない。
  • 可用性やセキュリティ、運用コストの視点から、IBM iが優位。
資産の継承性、新技術との連携

レガシーの印象があるかもしれないが、今後10年間に至るサポート・ロードマップを公開しているオペレーティング・システムはPower Systems IBM i(AS/400)以外にはない。
しかしながら、市場の動向として、5年以内に移行を計画しているのは全体の約20%で、IA系プラットフォームがそのうち6割を占めるという。
Power Systems IBM i(AS/400)の良さを十分に理解しながらも上記課題解決に至らず移行を計画する企業様が多いのではと推測している。
基幹システムの中核を担ってきたIBM i(AS/400)は、最新のビックデータやAIなどのテクノロジーの活用まで広く対応しており、新しい価値を創造できるデータを蓄えている。
なかには、WindowsプラットフォームからIBM i(AS/400)に戻ってくるユーザーもあると聞く。移行を決定する前にぜひご提案をさせて頂きたい。


Profile4 松久 明典(Akinori Matsuhisa)

松久 明典(Akinori Matsuhisa)

  • EDIエキスパート

運用サービス部門でマネジメントを経験したのち、自動車サプライヤー様を中心にお客様担当エンジニアとして、インフラ・ネットワークエリアにおける設計・構築と部品調達EDI、勤怠管理システムなど、各種システムのプロジェクトマネジメントを経験してきました。
特に、部品調達EDIについては、自動車OEMメーカー各社に対応するマルチOEMをいう弊社ソリューションを展開しております。
現在は自動車サプライヤー様に「クラウド」と「セキュリティ」というキーワードでシステムのご提案ができるよう活動しております。

私の「イチオシ」


『WebEDI セキュリティ』

グローバル競争が激化する自動車部品サプライヤー業界において、情報のセキュリティ対策は経営課題の大きなひとつです。 自動車OEMメーカーと設計や開発などの技術データのやり取りをする機会が多いことからも、セキュリティ対策を万全に期していることが企業の信用にもつながると考えます。 保護するべき資産(データ)や可能性のある脆弱性の洗い出しと方針・対策など、一過性ではなく、どのようにPDCAを回していくのかが重要であると考えています。

WebEDIセキュリティにおける課題
  • WebEDIシステムにまつわるセキュリティ(脆弱性)対策の手間と放置によるシステム改ざん、情報漏洩
  • サプライヤー側PC等のマルウェア感染にともなう、WebEDIシステム側への被害
  • 得意先(自動車OEMメーカー)毎にシステムを用意する必要があり、運用が煩雑になる
  • 欧州サプライヤーに対する情報の保護(GDPR)対策

Profile5 大島 靖雄(Yasuo Ooshima)

大島 靖雄(Yasuo Ooshima)

  • ストレージエキスパート

某大手自動車会社様、またその関連会社様を中心に、仮想化、ストレージといった大規模なインフラ設計・構築に携わってきました。特にストレージを得意分野としており、現在はHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)を中心に活動しています。

私の「イチオシ」
ずばり『HCI(Hyper Converged infrastructure)』

現在お客様のサービスが稼働するプラットフォームのほとんどは仮想環境であり、その構造としてサーバ、SAN switch、共有ストレージのいわゆる3Tier構成が主流です。
これは以前のインフラ構成が、データの管理とその格納先の役割がそれぞれサーバとストレージであったことにも起因しています。
しかし、近年のディスク大容量化、高速化によりサーバ自体でデータの格納とI/Oパフォーマンスの両立ができるようになったこと、SDS(Softoare Defined Storage)技術によりサーバをまたいだデータ管理が行えるようになったことから共有ストレージをもつ必要がなくなり、サーバだけで3役こなすいわゆる1TierのシステムであるHCI(Hyper Converged infrastructure)が今後の主流になると考えております。

お客様が「HCI」を採用するメリット

いくつかありますがインフラ構築をメインにしていた私としては圧倒的な運用のし易さがあげれらると考えます。特にその恩恵を受けるのが、リソースの増強が必要になったときです。

今までの3Tier構成ではたとえばCPU、メモリやディスク容量が足りなくなった際に、リソース増強にともないSAN設計が必要な場合がありました。 またこのSAN switchやストレージといったSAN環境の設定はお客様にて設定変更できることは稀で、我々ベンダーがその都度作業を実施することが多く、設計・構築で時間を要するものでした。
しかし、HCIの場合、サーバが3役こなしていますので、追加するものはサーバのみ、しかもディスクはSDSによりほぼ自動でキャパシティ管理(追加されたディスク分のスペースを利用してデータ再配置)されますので、素早く簡単に必要なインフラ環境を準備することができます。
これは経営層が考える経営方針やサービス価値を具体化したいスピードを情報システム部門が同じスピード感でインフラ環境を準備し、応えることができるということです。
また、事業部門からみても素早くアプリケーション環境が準備されることになりますので3者が同じスピード感でビジネス発展することができます。


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